子供の教育を考えていると、ふと自分は教えるに値する人間なのだろうか?と考えてしまうことありませんか?
私もこんな人間が人を育て教育していていいんだろうか・・・と常に思っている方の人間です。。。
この機会に、”教養”を一緒に身につけていきませんか?
ということでこの数ヶ月で読んだ本を中心に、今読んでおきたい教養本を3冊選びました。
2030年の世界地図帳
これから科学技術がどう進歩していくかの見通しを知りたい
落合陽一さんの本。
これからの10年、30年で世界はどうなっていくのか。
子育てしている人ならば誰しもが気になるテーマですよね。
今後日本を含む世界の人口はどうなり、国の成長はどうなり、科学技術はどうなっていくのか。
SDGs(Sustainable development GOALS)を切り口に、そのような広範囲の情報が網羅されていて、かなり読み応えがあります。
文章を全部読んでる時間なんてないよ!という方でも、1章の最初の数ページにある、年表と世界地図を眺めていくだけで、かなり勉強になります。
私自身はっとしたのは、未来どころか世界の現在でさえも把握できていなかったところ。
そんなんで、息子が生き抜いていかなければいけないこれからの世界を据えることなんて不可能ですよね。
今、一番オススメの教養本です。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
ギブする者が成功する。
この本によると世の中には3種類の人間がいるそうです。
テイカー=奪う人
ギバー=与える人
マッチャー=その場その場でギバーにもテイカーにもなる人(世の中のほとんどの人は相手によって変わるマッチャーだそうです。)
営業や学業などの成績において、下位を占めるのはギバーでした。
これは容易に想像できますよね。しょっちゅう人を手伝っていて自分のことは後回し。結果成績も伸び悩み。
ところが、驚くべきことに上位を占めるのもギバーなのだそう。
このトピックは作者本人がTEDでもスピーチしていますね。
ギバーでいるほうが、成功するんですね。
でもギバーって結局与えてばかりで損しない?
周りの人でもあげすぎてカモになっちゃってるように見える人いるよ?
と思われるかもしれません。
大丈夫です。本書にはギバーが燃え尽きないための方策も示されています。
これから子供が生きていく世界を、少しでもいい世界にしたい。
大きなことは全然できないけれど、世の中がギバーでいっぱいになれば、生きやすい世の中に近づくかもしれない。
だから私はこの本を勧め続けます。
エッセンシャル思考
端的にいうと、”本当に大事なこと”以外すべて切り捨てましょうという本。
ポイントは”大事なこと以外”ではなく、”本当に大事なこと以外”は切り捨てましょう、というところ。
これは絶対に大事だ!ということ以外はバッサバッサと切り捨てていきましょう。というのが強いメッセージです。
本書を読むと確かに、自分の人生、本当に大事なこと以外に使う時間は1分もない!と実感できます。
この、本当に大事なこと以外に使う時間なんてない!ということは言われれば納得なのですが、目の前にやることが山積みの毎日ですっかりそれ自体を忘れてしまいます。
自分をそこに立ち返らせるためにも、定期的に読みたい1冊です。
まとめ
最近のイチオシ教養本3選、いかがだったでしょうか。
どの本も読むとなんだか、やらなくちゃ!今だ!と自分を奮い立たてせてくれます。
ぜひ一読してみてください。