日本人の平均勉強時間は1日平均6分という統計データが話題となりましたよね。
本当にこんなに少ない!?と思ったけれど、確かに平日なんか仕事と家事育児に忙殺されて気づいたら寝る時間過ぎてる・・・なんてザラにあるのが想像に難くないですよね。。
それでも!学びたい!
学ぶことって楽しい!
とにかく学びたい!
そんな方も多いかなと思い、今回“学ぶ方法”を40個考えてみました。
一応ジャンルで分けましたが、横断的な方法も多いし、階層あってないじゃないか!と思われる項目も多いと思いますが・・・生温かい目で見ていただけると助かります。
選択肢としてずらっと並べましたが、全てをオススメしている訳ではありません。どの情報についても自分でご判断いただきますようお願いします。
それでも個人的おすすめにはおすすめ!と書いておきます。基本自分の体験も合わせて書いておきますが、いらない方は◯の項目だけ読んでいっていただければと思います。
皆さんにとってこれ知らなかった調べてみよう!と思える方法がひとつでもあるといいなと思います。
それでは早速、いってみましょう!
おうちで系
動画編
◯TED Ideas worth spreading
分野は違えど熱い思いを持ったプロ達がスピーチをしてくれて、それがTEDのページ上で無料で公開されています。
先端技術の科学者、心理学者、作家、活動家・・・とにかく今までいろんな人がスピーチしてきて、こんなことが最新技術ではできるのか!世界ではこんな問題があるのか!こんな考え方が!という驚きと、それらの課題に取り組んでいる方達の真摯な姿に感動します。
話す方もしっかり準備してきているので、どの方も内容・方法ともに本当に素晴らしいスピーチで、自分が人前で話すとき、人を惹きつけられるような振る舞いを学ぶのにも最適です。ウィットに富んだ笑いも含めた導入→納得させる経験やデータ→最後に向かってメッセージ畳み掛け→最後は感動という流れが見事です。(もちろんこういう構成でないスピーチもありますが)終わった瞬間に息を止めていた自分に気づきますよ!
日本語字幕に対応してくれている動画も増えてきたので、自分の好きなトピックで観てみることをおすすめします。
◯CNN、BBCなどのニュースサイトの日本語版
日本のニュースでは見えにくい(探せばあるんだと思いますが)、世界で今、何が起きているのかを知ることができます。ワールド、ビジネス、Tech、エンタメなど自分が読みたいところをピックアップできます。
あとは世界共通の問題について、課題提起をしてくれるニュースが多い気がします。
小ネタの仕入れとしても。小さい話ですが、例えばイギリスでは11歳以下の練習中のヘディングが禁止になったそうです。こんな感じでYahoo!ニュースにぽろっと断片的に流れてきそうな情報を自分から取りにいけます。
隙間時間で少し観るためにアプリを入れておくのもいいですね!
!ただ、ちょっと日本では放送されないような閲覧注意の映像があったりするのは注意です!しばらく頭から離れなかったことが・・・
英語版に挑戦すれば英語の勉強にもなりますね。
◯サブスク系動画メディアのドキュメンタリー
我が家はアマゾンプライムとDisney+を契約しています。
映画やアニメに夢中になりがちですが、盲点なのが、ドキュメンタリー。意外と種類も豊富です。
特にDisney+のナショナルジオグラフィックは見応え十分です。
こちらにおすすめまとめています。
◯教養系Youtube
今流行ってますよね。エンタメ要素が強かったyoutubeで学ぶことを初めている人が増えているということですよね。歴史などの教養系や資格系、日本が置かれた状況や金融、科学分野のチャンネルなど、多岐に渡っています。
ただ、youtubeは誰でも発信でき、規約違反以外の内容の検閲は誰も行っていないというのが現状かと思うので、正しい情報であるかというのは常に自分でも考えていないといけないかと思います。たとえ著名人でも。
誰かのyoutubeをきっかけに使って、一人だけを盲信しないでダブルチェックしていく癖をつければいいのかなと思っています。
ちなみに私は最初ふくしままさゆきさんの動画で簿記を勉強しました。
◯教育系アプリ
スマホひとつで受けられる手軽さが人気の教育系アプリ。
スタディサプリが有名ですよね。日常英会話からTOEIC対策、さらには小学生・中学生を対象としたコースも。月額2,000円もしないリーズナブルな価格で、習い事・教育費をかなり抑えられます。


聴く編
◯教育系ラジオ
NHKラジオ英会話なんかがいい例でしょうか。テキストも本屋さんで買えるので手軽ではありますが、時間の融通が難しいこともありますね。
◯Podcast
◯Voicy
Podcast, Voicyおすすめはこちらの記事に入れてます。
https://chiikueigo.com/2020/02/24/commutingenglish/
◯Audible or アレクサKindle本読み上げ
アマゾンは本の読み上げのサブスク、Audible(オーディブル)に力を入れてきていますよね。最初の1冊は無料の体験をやっているみたいです。(その後は月額1500円)
サンプルを聴いてみても、きちんとしたナレーションで聴く方のストレスはもちろんありません。(ナレーターの違いでの本への印象の違いは興味深いですが)
個人的には読む選択肢も残しておきたいので、まだたどたどしいもののKindleで本を買ってアレクサに読んでもらうという風にしています。
うちにいるのはかわいいかわいいEcho Dotの以前のモデルです。かわいい。


読み物編
◯本
もちろんおすすめ!
今も昔も本は外せない学びの源泉ですよね。私もとにかく読書は昔から大好きでした。
Kindleが出てきてから、持ち歩くことのできる冊数が飛躍的に多くなったので、併読派には嬉しい限りです。
ここで強いて一冊あげるならば・・・サピエンス全史をお勧めしておこうと思います。初めて読んだ時、人類の土台からひっくり返るような気分になりました。ボリュームが多くてとっつきづらいかもしれませんが、ゆっくりでも一読することをお勧めします。
文字を追うのが辛い人も(産後の私がそうでした)、最近では読み上げてくれる機能も進化してきていますね。
◯教育系ブログ
今では沢山の方が教育系の知識をブログに書いてくださっていますね。この情報を無料で・・・!っていうのも多くて助けられています。←ステマ風味ですね笑
ただ、ソースが怪しいサイトでないかはしっかりチェックしていったほうがいいと思います。医療系サイトで以前問題があったりして改善方向ではあると思うのですが、どちらかというと信用できる人を見つける→その方のブログを読むの順がいいのかもしれません。
◯ナショナルジオグラフィック雑誌&サイト
ナショジオは何に分類していいかわからなかったので独立させてしまいました。写真がとにかく綺麗でかっこいいし、守備範囲が劇広です。
日本語版や子供版もあるので、家族で眺めるのもいいですね。
◯科学雑誌
おすすめ!
Newton派です。内容は結構最先端のことを取り上げていたりするのですが、イメージイラストがいつもカラフルで読みやすい雰囲気を作ってくれていると思います。正直理解できない時もありますが、パラパラとめくっているだけでも面白いです。
トピックでまとまったニュートン別冊を買うのが好きです。日経サイエンスやネイチャーなんかもいいですね。
◯通信教育
講義を受けに行くのは面倒だけど添削はしてほしい、というようなニーズにあっています。時間を気にせず自分のペースでというのも他と同様でいいところですね。
我が家は時間の融通も利くのでこどもちゃれんじをやっています。
◯note
コンテンツ販売プラットフォームのnote。
最近は有益なnoteすごく増えてきましたよね。しかもボリュームは同等でも、書籍を買うより良心的な価格設定になっていることも多い気がしてます。
興味深い経験や考察をしている普通の人が気軽に発信できる土壌が素敵ですよね。
◯e-Stat (政府の統計情報)
色々な統計情報を集めたサイトです。眺めてると面白いです。平均が意外なところにあったりして、日本の状況を数字で見ることができるのが自分の仕事等にもヒントを与えてくれそうです。雑談の小ネタにも?
ただ比べてがっかりしたりしないようにですね。。あくまで統計統計。
◯TIME誌
かの有名なTIME誌、実は日本でも購読できます。
時事ネタ的に内容を読むにはすごくいいのですが、英語の勉強用に借りていた身としては字も小さいし紙的に書き込みにくい素材だしでイマイチで1年足らずでやめてしまいました・・・(引越しの際の梱包で役に立ちました。)
イベント・お出かけ系
◯講演会・セミナー
やっぱり実物の講師から伝わってくる何がしかのものはバーチャルには代え難いときもありますよね。
あと2,3日の講座とかでは地味に一緒に受ける全く知らない、全く違うバックグラウンドの方と交流できるのが面白かったりします。
◯科学館・児童文化センター
意外と地方にもあるのが科学館や児童文化センター。プラネタリウムなんかが人気のところが多いですね。科学館などは夏休みに科学教室をやっているところも多いです。
◯博物館
おすすめ!
ダントツで推しなのが国立科学博物館です。常設展だけですごいボリュームで、特設展も合わせるといつも駆け足でいつかじっくり見てやりたいと野望を抱いております。
あとおすすめなのが福井県立恐竜博物館。
できた頃にいったのですが、正直期待していたよりずっとずっと良かったので驚いたのを覚えています←子供のくせに何様笑
親子で楽しんで学べるのもいいですね。
◯工場見学
おすすめ!
製造業や食品関係の企業で工場見学を受け入れているところが沢山あります。
何を隠そう私も工場見学が大好きで、自動車、電化製品、お菓子、ビール、ウィスキー醸造所、味噌・醤油工場など時間を見つけてはいそいそと足を運んでいます。タダで見学させてくれた上、お土産をくれるところも多いですよ!
かなり多岐にわたっているので、ちょっとでも気になった製品があれば工場見学ないかな、と調べてみたらいいと思います。中には予約が必要なところもあるので注意です!
◯シブヤ大学
残念ながらまだ行けてないのですが、シブヤ大学という面白い取り組みがあると教えていただきました。
街のお店やお寺などを、丸ごと学びの場にしてしまおうというコンセプトで、様々なイベントやサークル活動をされています。
街のあらゆる場所を“教室”にして、
http://www.shibuya-univ.net/about/
シブヤ全体が「まなび」の場になる。
シブヤなのでなかなか行けないのですが(田舎住み)こんな取り組みが自分の街であったらと思うとワクワクが止まらないです。
東京近郊の方、ぜひチェックしてみてください!
◯展示会
招待制も多いですが・・・企業の最新の商品や技術を知ることができるいい機会でもあります。
◯文化遺産観光
観光だって学びの場になり得ます。
どこのお城でも大抵ガイドさんが詳しい歴史を説明してくれます。(多分みんな自分のところびいきのお話をしてくれると思いますが・・・)
あとは例えばイタリアなんて、石を投げれば築数百年の建物なんてことがザラです。現地の人やガイドに説明してもらえば、日本とはまた違った歴史的建造物への価値観が見えてくるかと思います。
英語系
◯外国の方と付き合う
これ、冗談のようで冗談ではないと思ってます。
現に国際カップルで英語で会話していた日本人で一足飛びに上手くなっていった方も数人知ってます。
これが目的になると痛い目にあいそうですが、あくまで結果論として、もしかしたら一番効果的かも?
◯オンライン英会話
上記の機会がなかったので、私はこちらで会話を学んでいます。
当時オンライン英会話のハシリだったレアジョブを始めました。まだあまり話せない頃でしたが、それでも英語を使う機会を得たのが嬉しかったのを覚えています。緊張感も程よいです。



◯短期語学留学
短期で海外に行って、いつもと違う環境に自分をおいて集中的に学ぶことができるのが強みですよね。
退職を決めてから次の仕事に就くまでの間に短期留学で海外に行った人を3人知っています。みんなそれはそれはエンジョイしていました。(セブ島うらやましかった・・・)



講師系
◯行政主催のカルチャースクール
皆さんの市や町でもやってるのではないでしょうか。
行政主催ということもあり、価格が良心的な場合が多いのではないかと思います。
新参者の場合、地元の人と仲良くなるツールとしてもいいかもしれないですね。
◯ストアカ
教えたいと学びたいをつなぐ学びのマーケットということで、様々なスキルを持った講師の方がたくさん在籍されています。どんな講座があるのかをみてみるだけでも面白いです。
◯ココナラ
ココナラでスキルを売っている方多いですよね。ちょうどこれ悩んでた!というのを売っている人に巡り会えるかもです。
◯資格スクール(オンライン含む)
取りたい資格が明確にあったり、それを使う場面が具体的に想像でき、かつペイしそうだったら、資格スクールもありかなと思います。
今はオンラインでやってくれる比較的価格を抑えた講義も沢山あるので、合格への速さ重視であれば独学よりいいかもしれません。
◯ご近所で趣味のお稽古
ピアノや習字教室なんかは個人のお宅でやっていること多いですよね。ご近所ならば通うのも楽だし、ありかと思います。
◯普通に聴く
盲点ですが、何か知りたいことがあったら近場の人に聞いてしまうというのも手です。例えば上司と雑談中に全然関係ない資格の話をしたら、たまたますごく詳しく知っていて情報をもらえたことがありました。あんまりしつこいと嫌われますが、最近◯◯興味あるんですが詳しい方知りませんかねー?と世話話程度にいろんな人に聞いていたら、そのうち答えにたどり着くということもありそうです。
大学系
◯大学、大学院
予算の必要な研究や最先端技術などはどうしても個人の力で学ぶのは限界があり、やはり大学がその選択肢なのかなと思います。何も考えずに大学に入学・卒業した身で何を言うかという感じですが、大学に行くこと自体より、大学で何をしたいのか、がよりシビアに求められる時代となりそうです。(というかなってる?)
◯大学主催のイベント
おすすめ!
オープンキャンパスなんかがいい機会かと思います。
大学ってこんなことこんな感じで普段やってるんだ!というのと、思いもよらなかった研究をしてることを知れたりします。
(超超余談ですが、東大柏キャンパスのオープンキャンパスで、当時村山先生というすごい方がいらして講演を聞いて握手と著書へのサインをもらったというのが私の一つの自慢です)
雰囲気を楽しむだけなら学祭もいいですよね。意外と高度なことやマニアックなことをやっているサークルもあったりして、思っていたより学んで帰ってきた、ということもあります。(鉄道サークルの展示に模型に惹かれて入ったらめちゃくちゃ勉強になりました)
◯オンライン大学
MOOC(Massive Open Online Courses)と呼ばれていますね。大学に通わずにオンラインで講義を受けることができるプラットフォームです。
無料のものから有料のもの、能力の証明として認められるものなどもあり、レポートやテストも遠隔で課されます。
放送大学なんかはそのハシリだったのかもしれないですね。(今もあるみたいです!)
私のオススメはCOURSERA(コーセラ)です。*本当はcoが∞
様々な分野・言語での講座があり、無料のものも多いです。
あまり学問学問と思うことなく、興味のある分野をガンガン受けてしまうのがいいと思います。
一緒に英語も勉強するつもりで、ゆっくり時間をかけて講義を受けて理解していくのがいいと思います。(ただし期限を守らないと修了証がもらえないものや、この期間だけ講義開設していますよ、というのも多いので注意です)
ちなみに私は以前下記の恐竜の講座を受けました。
https://www.coursera.org/learn/dino101
レポートを書いてランダムに選ばれた受講者同士で採点し合う課題がありました。「英語が拙くてごめんなさい。。」と一言書いて出したら、「あなたの問題は英語の拙さではなくて、課題の内容の理解が不十分であるところです」と辛辣なメッセージがきました。ウッ。それでも合格点くれてありがとう!
◯大学図書館解放
大学の図書館を解放しているところがいくつかあります。大学図書館の蔵書に触れられるのはいいですよね。
あとは期間限定で夏休みだけ解放しているようなところも多いようです。
◯サイト CiNii、Science direct
大学の頃はあんなに嫌だった論文ですが、数年距離をおいてみるとなんだか懐かしくなったりしませんか?
そんな時はCiNiiやScience direct を覗いてみるといいかもしれません。
大学で契約していた時のように膨大な量の論文へのアクセスやダウンロードは難しいですが、無料で閲覧できる文献も沢山あります。気に入れば課金して論文を買うこともできます。
サークル系
◯meetup
結局行ったことはないのですが、meetupで英語交流会を企画!みたいなのをよく見ました。もちろん見知らぬ人に会う時はどんな時でも注意が必要ですが、すでに開催実績が沢山ある会に参加してみるのは手ですよね。
◯オフ会
好きなオンラインサロンやコミュニティのオフ会に参加してみるのも学びが多そうです。
同じ目標を持つ仲間と出会えると、さらに意欲が湧いてきますよね。
まとめ
ということで学ぶ方法40選を書き出してみました。
これだけ上げれば、どれかしら自分に向いている方法が見つかるのではないでしょうか。
今後思いついたらまた加筆していきますので、よろしくお願いします。
みなさま良い学びライフを!
英語のトピックをまとめています
https://chiikueigo.com/category/english/