ずっと英語を勉強しているけど、聴く・話す力の向上が難しい・・・そんな風に思うことはありませんか?
- 誰かと英語で喋ってみたいけど、まだそこまで自信はない。
- 話す機会が少なくて、全然練習にならない!
こんな悩みを持ちの方は、今回の学習方法を試すと、格段にスキルがアップしていくと思います。
英語「聴く力・話す力」向上!TOEICリスニング満点の私おすすめの学習ステップはリピート→ディクテーション→シャドーイングです
聴く・話すの練習ですが、一人でできる勉強法なので、空いた時間に好きな場所でできるのも魅力です。
留学経験・駐在経験のない私でも、今ではTOEICのリスニングで満点をとれるまでになりました。
英語で会議ができるようになった今でも、車通勤の停車中などにシャドーイングは続けています。
聴く力・話す力の向上に向けて、レベルに合わせて3ステップに分けたので、ご自分のレベルに合わせて取り組んでみてください。
おすすめ教材を先に見たい!という方はこちらをどうぞ
初級者向け:リピート学習法
レベル:初級者(〜TOEIC500点)
リピートアフタミー。よく中学校でやりましたよね。リピートにより、聴く→自分で発音する(話す)という手順で英語を“自分の音として取り込む”ことができるようになります。
[リピート手順]
①英語の単語やセンテンスを聴く
②一旦音源を止める(元から無音の空白が入っている音源であればこの手順はなしでOK)
③無音の状態で聴いた英語の単語aやセンテンスを発音する
④また次の単語やセンテンスを聴く (以下繰り返し)
という、とてもシンプルなものです。
大事なのは、はっきりと発音して自分の耳でも自分の声を聞くことです。自分の発音と、元の発音を聴き比べて、できるだけ近づけていきます。
これは個人的な意見ですが、発音記号(カタカナで書いてある読み方なんて最低)などは二の次にして、とにかく元の音を聴くことが大切だと思います。
と言っても最初は発音しながら聴くのは難しいのでシャドーイングにも言えることですが、自分の発音を録音するのがおすすめです。
最初は恥ずかしいと思います。私も最初は恥ずかしくて聞いてられませんでした。が、他の誰に聞かせるものでもありません。堂々と録音して聞きましょう。
そして、どこが元の音源と違うのかを見極めて、練習しましょう。好きな物語や映画の一節でもいいので、とにかく同じ音源で繰り返し練習するのもおすすめです。
中級者向け:ディクテーション学習法
レベル:中級者以上(TOEIC500点〜)
ディクテーションの効果としては、聴く→書くことに落とし込むことで、スペルや英語の文の構成に慣れることができることがあります。
[ディクテーション手順]
①英語のセンテンスを聴く
②一旦音源を止める(元から無音の空白が入っている音源であればこの手順はなしでOK)
③無音の状態で聴いた英語のセンテンスを書き出す
④また次のセンテンスを聴く (以下繰り返し)
先ほどのリピートと一見同じように見えますが、ディクテーションでは発音ではなく、書き取りをします。
センテンスを書き写しているときは分からない単語、スペルが難しい単語なども出てくると思いますが、そこは一旦適当でOK。seクションみたいな感じでもいいので、とにかくセンテンスを聴き取れただけ書き写していきます。
そしてそれを音源の元原稿と照らし合わせて答え合わせをします。聴き取れなかった部分をしっかり写します。この時、文の構成や単語、aなのかtheなのか、単数だったのか複数だったのか、そういう細部までチェックします。
流してしまいがちなリピートとシャドーイングと違い、ディクテーションではじっくり文の構成や新しい単語などを理解できるまで読み込みましょう。
後日同じセンテンスで、同じことを繰り返します。
中級〜上級者向け:シャドーイング学習法
レベル:中級者〜上級者(TOEIC600点〜)
シャドーイングの効果としては、たくさんのセンテンスを聴く→自分で発音する(話す)のプロセスを通すことで英語の文のリズムや構成が段々と自分の中に蓄積され、やがて自然と出てくるようになることがあります。(やや抽象的ですみません)
[シャドーイング手順]
①英語のセンテンスを聴く
②音源を止めずに聴いたセンテンスを発音する
③と同時に次のセンテンスを聴く
④とにかくこれを続ける
どうでしょう、グッと難しくなったと感じるのではないでしょうか。
これは最初本当に難しかったです。
聴いたものをすぐに発音するだけでもストレスがかかるのに、ましてそれを聴きながらやるなんて!と思いましたが、諦めずに挑戦するうちに不思議とできるようになってきます。
コツは、最初はとにかく、ゆっくりスピードにしてやること。
あとは聴いたものを発音する、というのはリピートのステップが効いてきます。難しければ同じ音源でリピートの手順に戻って練習してから、シャドーイングに挑戦するというのもいいと思います。
シャドーイングは音源掛け流しでいいので、家事をしながら、信号を待ちながらの”ながら”でできるのがいいところです。ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
頭がフル回転する感覚があるので、英語学習のウォーミングアップにも最適です。
おすすめ教材
私のおすすめは何と言ってもCNN English Expressです!
シャドーイングに力を入れてくれていて、最近では専用アプリに雑誌を購入すると分かるコード番号を入力することで毎月の音源を聴くことができるようになりました。
ゆっくりスピードから、本当にCNNでアナウンサー(しかも早口!アメリカ人早口!)が話すスピードのセンテンスまでを網羅してくれているので、どのレベルにも対応できるつくりになっています。
同じく月間の英語学習雑誌であるENGLISH JOURNALはAmazonのAudibleでも聴くことができるのでこちらもおすすめです。
他の英語教材も豊富なので、ぜひaudibleの画面で英語で検索してみてください。
しかも今ならaudibleの体験で1冊無料でもらえます!
まとめ
聴く力、話す力を高める3ステップ、いかがだったでしょうか。
「聴く・話す」に関してはすぐに効果が現れるものではありませんが、
いつの間にか、あれ?聞き取れるようになっている!と気づいたときの喜びは何にも代え難いです。
どれも手持ちの音源とスクリプトがあればすぐに始められるものばかりを集めたので、
ぜひ、すぐに!今日から!始めてみてください。