何か知りたいことがあるとき、今起こっていることを知りたいとき、まずはインターネットで検索しますよね。
けれども、検索結果に知りたいことがない、情報が古い、なんてこと結構ありますよね。
または、もしかしたら知らないうちに、見つけた情報源の作者の考えにかたよった意見を読んでしまっているかもしれません。
そんな時には、ソース(情報源)を世界に広げてみませんか?
英語で世界から情報収集しよう ジャンル別おすすめソースと使いかた
うまく欲しい結果が得られない、またはかたよっていることの原因として、日本語のソースだけを頼りにしている、というのがあるかもしれません。
実際日本語を話す人は少なくないので、ある程度のことは日本語検索で結果を知ることができます。
けれども、世界の共通語ともいえる英語の情報というのは桁違いに情報量が多いです。
テック系や科学技術などの最先端の情報は、日本語に翻訳されていないことが多いです。
社会情勢についても、日本のメディアが報じる日本のニュースと海外メディアが報じる日本に関連したニュースは違います。
世界で日本がどう報道されているのか、というのは日本という国や政府を客観的に考えてみるにあたって参考になる部分があります。
というわけで、”情報”のジャンル別おすすめのソースと使いかたを書いていきます。
ニュース系
海外の主なニュースところのページをブックマークしておくことをおすすめします。
現在であればコロナウィルスの状況についてのニュースをまとめてくれているので、この機会にそこから見ていきましょう。
CNNやBBCのアプリもあるので、出先や通勤中でも手軽に観ることができます。
CNN
CNNのサイトからニュースを見ることができます。
CNNはワーナー・メディア・ニュース・スポーツが所有するニュースチャンネルです。
(公営放送的な立場と思っていたので、違うのにびっくり!)
GAFAMをはじめとする多国籍企業のニュースや、スペースXのイーロンマスクなどの著名人のニュースなどもリアルタイムで知れるのが面白いです。
リアルタイムではなくなりますが、CNNの実際のニュースを使って英語の勉強ができる
CNN ENGLISH EXPRESSという雑誌が毎月出ています。
英語の勉強をがんばっていた際にはこちらを毎号買って時事問題を知りつつ英語を学んでいました。
BBC News
BBCのサイトからニュースを見ることができます。
BBC Newsは英国放送協会が提供する報道番組の総称です。
このサイトでは、地域別、ビジネス・サイエンスなどのジャンル別にニュースを観ることができます。
私はテック系やサイエンス系のニュースに興味があるので、その辺りを眺めて気になった記事を流し読みしています。
ちなみにこのCNN、BBCで俗にいうアメリカ英語とイギリス英語の違いを体感するのも面白いです。
アメリカ英語っぽいのを習ってきた気がするのでイギリスに行くときにイギリス英語との違いを少し勉強してみたらおもしろくてハマってしまったことがあります。
発音だけじゃなく、同じ単語なのに意味が違ったりして(中には危ないやつも!)へえーとなります。
欧州系の会社に勤めているので、だんだんイギリス英語のほうに慣れてきた気がします。アルミニウム!
NHK
こちらは今回の趣旨とは少しずれますが、NHKが提供しているNHK World Japanで英語でニュースなどが観られます。
日本に住んでいてまだ日本語に自信のないかたにも良さそうです。
ウォール・ストリート・ジャーナル
ウォール・ストリート・ジャーナルのページでもニュースを読むことができます。
ウォール・ストリート・ジャーナルはダウ・ジョーンズ社が発行するアメリカで最大の発行部数を誇る日刊経済新聞なので、経済系の情報に適しています。
ロイター(REUTERS)
ロイターワールドのページで記事を読むことができます。
ロイターはイギリスの情報提供企業で、金融情報が得意です。
社会問題系
TED
Ideas worth spreadingを掲げ、著名人やその道のスゴイ人がプレゼンをしてくれ、その動画を無料で観ることができるTED。
世界全体、あるいはどこか局所的に生じている社会問題についてのトピックも多いです。
トピックの選択をGlobal isuuesにしてみると、ありとあらゆる問題と、それに取り組む人たちのストーリーを聴くことができます。

ちなみにTED動画は英語学習にも最適です。

TIME誌
TIME誌はアメリカのニュース雑誌です。
タイム100と呼ばれる、その年で最も活躍した100人を選ぶことで知っている方も多いかもしれません。
このTIME誌、普通にAmazonから買えます。
ちなみに定期購読を扱っている会社もあります。※現在コロナで止まっているみたいです
私も英語の勉強のため!と一年以上購読していました。
ただ、字が小さいのと紙質的に書き込みができないのであまり勉強には向いていなかった気がします・・・
時事問題には確実に強くなれると思います。
テック系
Udemy
シリコンバレー発のオンライン学習プラットフォームです。
言語選択で英語の講義を選択すれば、選択肢が広がります。
プログラミングやデザインなどに強い印象なので、その辺りで日本の講座では物足りない、という場合にはいい選択です。
https://chiikueigo.com/2020/03/05/onlineudemy/
学問系
オンライン大学
学問系としては、オンライン大学をおすすめしたいです。
オンライン大学についてはこちらの記事にまとめておきました。

edX
海外の有名大学はもちろん、マイクロソフトなどの講義も受けられます。一部有料ですが、無料の講義も多いです。
Coursera
こちらもedXと同じく海外の有名大学の講義が受けられます。自然科学系も強いです。
ナショナルジオグラフィック
ナショナルジオグラフィック協会が提供するドキュメンタリー番組を放送する専門チャンネルです。
動物ドキュメンタリーのイメージが強いですが、歴史やサイエンスの記事も充実しています。
雑誌もありますし、こちらのサイトから一部記事を見ることができます。
子ども向けにはこのシリーズ
ちなみにDisney+を契約するとナショジオのドキュメンタリー観られるので超おすすめです。

万能系
当たり前ですが、日本語で検索する代わりに英語だけで検索してみると情報が出てきます。
わざと検索欄を英語だけにして検索してみたりしています。
Youtube
ことば以外の情報が多いので、動画メディアはとっつきやすいと思います。
特にYoutubeは英語の自動生成の字幕をつけてくれるものが多いので理解しやすいです。
特に手順説明動画などであれば音声が英語でも動画で観て直感的に理解ができるので、すぐに利用してみてください。
上述したソースのそれぞれが、ツイッターアカウントを持っていることが多いです。
ただ、発信量が多いのでフォローしていくとタイムラインが英語で埋まるので・・・
ここはリストを活用するといいのではないかと思います。
私は”英語”、”ニュース”、”科学”などに分けてリストに放り込んでおいています。
BBC、CNN、ナショジオ、ロイター、ウォール・ストリート・ジャーナル、Smithsonian Magazineなどがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
ソース=情報源を英語に広げるだけで、ものすごい量の新しい世界が待っています。
ぜひ、英語での情報収拾というのを習慣化してみてください。
よろしければこちらの記事もどうぞ!
