知育・科学トピック

おうちでプロジェクトベースラーニング(PBL)をしよう!PBLとは?

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プロジェクトベースラーニングに興味があり色々と調べる中で、なんとかおうちでできないか、エッセンスを取り入れられないかを考えてきました。

今回、”おうちPBLの会”と題しておうちでプロジェクトベースラーニングを進める会を作ってみたので、プロジェクトベースラーニングとは?とわたしがおうちPBLでやりたいことをまとめておきたいと思います。

おうちでプロジェクトベースラーニング(PBL)をしよう!PBLとは?

Project Based learningのことで、よくPBLと略されます。

日本語ではプロジェクト型学習・プロジェクトベースラーニング・プロジェクトベーストラーニングなどと呼ばれることが多いです。

私は個人的にプロジェクトベースラーニングという響きが好きで使っています。

 

一口にプロジェクトベースラーニングといっても、いろいろな立場・背景でのいろいろな定義があります。

ここで文献から引用した一例をご紹介します。

「公教育をイチから考えよう」での定義

あらかじめ決められた学習内容を頭に詰め込んで行くのではなく、さまざまなテーマを自分なりの仕方で探究し、自分なりの”答え”を見つけていく学び。

(ただし、「ゴールの決められたプロジェクト」と「真正なプロジェクト」がある)

「公教育をイチから考えよう」より

 

PBLWorksの定義

Project Based Learning (PBL) is a teaching method in which students learn by actively engaging in real-world and personally meaningful projects.

「生徒が現実世界に主体的に関わること、もしくは個人として意味のあるプロジェクトに取り組むことを支援する教育手法である」

「PBLWorks」ホームページ, 「探究する学びをつくる」より

 

より正式な定義↓

Project Based Learning is a teaching method in which students gain knowledge and skills by working for an extended period of time to investigate and respond to an authentic, engaging, and complex question, problem, or challenge.

ハイ・テック・ハイの定義

「生徒たちが発表成果物・制作物・出版物を作って一般公開するまでの一連のプロジェクトを、デザイン・計画・実行することで得る学び」

「探究する学びをつくる」より

Edutopiaの定義

Project-based learning is a dynamic classroom approach in which students actively explore real-world problems and challenges and acquire a deeper knowledge.

(プロジェクトベースラーニングは生徒たちが主体的に現実の社会の問題や課題を探究し、より深い知識を得るダイナミックな授業のアプローチである)

https://www.edutopia.org/project-based-learning

 

 

参考にした図書を記事最後においていますので、そちらもご興味あれば覗いてみてください。

 

わたしがおうちPBLでやりたいこと

このプロジェクトベースラーニングを知ったとき、正直激しく嫉妬しました。まさに私が子どもの頃に受けたかった教育だと思ったからです。

もちろん、自分の子どもにも受けて欲しいと思っています。

でも、調べるにつれて、自分の子どもが適齢になる頃にこのような教育を受けるのは難しいと感じるようになりました。

私が感じている難しさはこのようなものです。

・日本の公教育はそう簡単に変わらない=子どもが行く予定の公立学校で導入されるとしてもずっとあとになるだろう

・先進的な探究する学びを実践している私立の学校は都市部、もしくは教育が盛んな一部の地方に集中している

・プロジェクトベースラーニングが受けられる場のほとんどが私立の学校になるため、まとまったコストがかかる

 

場所に関してはそういう教育が受けられるところに引っ越せば?というご意見もあると思いますし、お子さんのためにそういう選択をしている親御さんを尊敬しています。

でも、それはわたしたち家族がしたいことではありません。この土地が気に入って住んでいるからです。経済的なハードルもあります。

せっかくお子さん親御さんが興味があるのに、わたしたちのような地方に住んでいて私立の学校がなかったり、せっかくいい学校があっても時間的・経済的な理由で通えなかったら諦めるしかないという状況自体が、もったいないなあと思うのです。

 

というわけでまず身近でできることから始めてみたい。

欧米で行われている美しい授業と比べたら、完璧とは程遠いかもしれないけれど、

地方でも、学校という機会がなくても、プロジェクトベースラーニングを取り入れられないか。

というわけでいろんな制約や前提がある中でも、あえて”おうちPBL”をやっていってみたいと思っています。

わたしがやりたい”おうちPBL”はこんな形です。

・オンライン(具体的にはDiscordアプリ+Twitter)

・家族がチーム

・お子さんがまだ小さくても親御さんと一緒にPBLのアプローチを回す中で少しずつ学んで欲しい

・毎月共通の大きなテーマを決めて、1ヶ月サイクルで回す

・好きなことと大きなテーマの重なる部分から、それぞれの親子で個別のテーマを設定する

・成果物の発表・展示の場をつくり、他の人の取り組みを見て質問などする機会を

・いずれはこのサイクルを自分で回すことができる子になって欲しい

・いずれはテーマを実際の社会での課題にして挑戦してみたい

このあたりもどんどん進める中でアップデートしていこうと思っています。

自分で考えるこのおうちPBLのメリットデメリット

メリット

・どこにいてもネット環境さえあればできる

・公教育ではないので、評価をする必要がない

・フィジカルな接触がないので、コロナ禍でも問題がない

・普段出会わない地域・環境の大人・子どもと出会える

デメリット

・誰か同世代の人が隣にいてディスカッションしながら進めるなどが難しい

・展示をそばで見るなどが難しく、発表に制約がある

・”住んでいる地域で起こっている問題”などの身近な現実社会の問題の解を見つけるなどには不向き(それぞれが離れているため)

この辺りのデメリットも少しずつ解消していけるように工夫しながら進めていきたいです。

わたしも勉強しながら、試行錯誤しながら細く長く続けていければと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 

 

 

参考文献・サイト(編集中)

<参考書籍>

<参考サイト>

edutopia

PBLWorks

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