最近よく聞くSTEAM教育。といってもどんなところから始めたらいいか分からない・・・そんな思いをお持ちの親御さんも多いのではないでしょうか。
この夏休み、お菓子を作ることから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事ではSTEAM教育をグッと身近に感じるSTEAMお菓子を紹介していこうと思います。
グミ分子構造
用意するもの
・お好きなグミ(できたらカラフルで種類が多いもの)
・つまようじ
グミのある色をある元素に見立てて、分子構造を表現します。
今回はC6H6、ベンゼンを表してみました。マスカット=C, ぶどう=Hです。
ビーカーでお茶を入れたらもっと気分が出ますね。
分数クッキー
用意するもの
・クリームサンドクッキー
クッキーを分解して、クリームを分数や角度の分だけ残します。
3/4は?45°は?と一緒に楽しんでみてください。
このクリームサンドクッキーは他にも月の満ち欠けを表す、土の代わりに使う、などもできるので、STEAMお菓子の必須アイテムです。
地層発掘ケーキ
用意するもの
・お好きなクッキー
・生クリーム
・クッキー(ここでは恐竜にしましたが、他の動物でもなんでもOKです)
クッキーやクリームを砕いて層のように重ねて、地層を表現します。
中に発掘したいものを入れて、土にみたてた砕いたクッキーを振りかければ、発掘ごっこを楽しむこともできます。
作り方手順
1) 発掘したいものを作ります。今回は恐竜の骨クッキー。
2) クッキーをそれぞれビニール袋に入れて、伸ばし棒で砕きます
3) 生クリームもホイップして、準備万端
4) クッキーと発掘したいものを入れて
5) クリームと交互にクッキーを入れていきます
6) 出来上がり
こんな感じで最後にもクッキーをまぶすと土に埋れているっぽいです
横から見ると、地層のよう
もう少しクリーム層が薄いともっと地層感が出ると思います….
歯車クッキー
歯車のようなクッキーをいくつか作って、噛み合わせて回してみます。
天体ゼリー
去年作った天体ゼリー。たこ焼き機でつくります。
バナナアート
用意するもの
・バナナ
・つまようじ
バナナをつまようじでツンツンしてしばらく置いておくと、そこが黒くなってアートを楽しむことができます。
グミグラフをつくろう
いろんな色・味があるグミ。
ただそのまま食べるだけではなく、どの味がどのくらい入っているのか、食べるたびにグラフにしてみるのはいかがでしょうか。
用意するもの
・いろんな味・色があるグミ(個人的にハリボーは味の偏りがあっておもしろいと思います)
一部ですが、こんな感じです↑ちなみに今回レモンは一袋に2個しか入っていませんでした笑
バウムで図形
バウムクーヘンの形は角度や図形を学ぶのにぴったりです!
例えばこの不揃いバウムは、もともとどんな形だったのかを調べてみます。
薄く切って・・・
並べてみるとこう!もともとはドーナツ型。まるい芯に一層ずつ塗って増えていくので、年輪みたいになるのがわかりますよね。
不揃いバウムの角度は45度分、とか、面積を求めるにはどうしたらいい?とか考えながら食べると賢さアップするかもしれません。
科学技術に親しむ!夏休みは親子でSTEAMお菓子を作ろう! まとめ
STEAMお菓子のアイディアを紹介しました。もっと増やしていこうと思いますので、またのぞいていただけたら嬉しいです。
https://chiikueigo.com/2020/01/01/contents/