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STEAM.PBL.オルタナティブ教育

センス・オブ・ワンダーの好きなところとブログ名に込めた想い

センス・オブ・ワンダーの好きなところと-ブログ名に込めた想い

「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」

誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

私もこの言葉が大好きです。

飲み込まれそうに大きな満月に心がザワザワした夜。

夏の庭で緑の中にカマキリを見つけて、息を止めた瞬間。

そんな、子どもの頃に感じた、いつまでも新鮮に思い出せるあの気持ち。

今の子どもたちにも、たくさんたくさん体験して欲しいと願いますよね。

そんなセンス・オブ・ワンダーの大切さを何度でも思い起こさせてくれるのが、レイチェル・カーソンの遺作で、そのまんまな題名である「センス・オブ・ワンダー」。

今回は、この言葉と本にまつわる記事になります。

 

センス・オブ・ワンダーの好きなところとブログ名に込めた想い

「沈黙の春」の作者でもある、レイチェル・カーソン著の「センス・オブ・ワンダー」。

この中で私が特に好きな部分を引用して、理由を書いてみたいと思います。

また、主にSTEAM教育や3Dプリンターと、一見自然から感じるセンス・オブ・ワンダーとは違うことを書いているブログの題名をこちらにした理由も、少し書いておきたいと思います。

私が読んだ最新のセンス・オブ・ワンダーはこちらのバージョンです。

 

センス・オブ・ワンダーの好きなところ

センス・オブ・ワンダーの好きな一節の引用と、その理由を書きたいと思います。

全て上述のバージョンからの引用になります。

生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくともひとり、そばにいる必要があります。

これを見て、前のめりで息子にとっての”この感動を分かち合える大人”という存在になりたいと思いました。

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

ついつい息子が何かに興味を持ち始めている時、カラスだね!とか、葉っぱだね!とか説明したくなってしまうのですが、”知識”よりもその時の驚きやなんだろう?という気持ちが大切なんですよね。そしてそれは放っておけば良くて、その間に子どもの中で熟成していくんですよね。

地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。

これが私が一番好きな一節になります。

思い通りにならないことも多い現実の世界。落ち込んでしまったとしても、美しい夕焼けにしばし現実を忘れたり、海の大きさに圧倒されて悩みが小さく思えたり。そんな瞬間は誰にでもあるのではないでしょうか。

嫌なことがあっても、自分が不思議だ、もっと知りたいと思う感情のままに対象に没頭することで絶望しないでいられる場面もあると思います。

端的に美しい言葉で表されていて、好きです。

地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。

そう、センス・オブ・ワンダーをもつ人こそ、年齢に関係なくいつまでも生き生きと生きていけるのです。

ブログ名に込めた想い

このブログ名に込めた想いこそ、この一番好きな一節に集約されます。

地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。

これからの時代は特に、変化が大きく、よりどころとする価値観が人生でずっと同じままとは限らないことが多いと思います。時に乱暴に残酷に取り巻く環境が変化を迎え、途方に暮れることも多いでしょう。

それでも根底に、自然に対して畏怖し、美しいと感じ、不思議だと思う好奇心が残っていれば、それが光となって人生を照らしてくれるのではないかと思うのです。”新たなよろこびへ通ずる小道”、素敵な表現ですよね。

それは例えば、福岡先生にとっての、ルリボシカミキリのように。

略〜ルリボシカミキリの青を見て「ああ、こんな青さがあるんだ。この青さの価値をわかってるのは僕だけだな」と思えばすべてを水に流せたんです

わたしは自分の子どもに絶望の中で人生を生きていったり、死を選んで欲しくはありません。

何かに圧倒され、好きになって、”内面的な満足”を拠り所に生きて欲しいです。

わたしが子どもに向けてやっている色々なことは、そんな”好きなこと”を見つけて、楽しく一生探求してもらうための足がかりになればと考えてのものです。

ひいては、子どもたちみんなに、こんな人になって欲しいとの想いを込めて、名前をつけています。

センス・オブ・ワンダーの好きなところとブログ名に込めた想い まとめ

センス・オブ・ワンダーの好きな部分とブログ名に込めた想いを書いてみました。

抽象的にはなりますが、少しでも言語化できていたら嬉しいです。

 

今回引用したこちらのバージョンには前述の福岡さんの寄稿も載っています。

こちらが福岡さんのルリボシカミキリの部分の引用元の本です。

ブログのコンテンツをまとめています。

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