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子どもの教育について考える書籍集

子どもの教育について考える書籍集

子どもの教育について考えるための書籍で、実際に読んだものを紹介します。

※親の私の趣味で受験などよりは探究よりの本が多くなっています。

子どもの教育について考える書籍集

この記事では、子どもの教育について考えるための書籍で、実際に読んだものを紹介します。

※読んだままorメモが行方不明になっている本が多く、思い出しながら少しずつまとめていきます

センス・オブ・ワンダー

ブログ名の由来であるレイチェルカーソンの「センス・オブ・ワンダー」。

直接的な教育に関する本ですが、子どもへの親のスタンスとして、この本の考え方を軸としていきたいと思っています。

生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくともひとり、そばにいる必要があります。

これを見て、前のめりで息子にとっての”この感動を分かち合える大人”という存在になりたいと思いました。

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

忘れがちな原点を教えてくれる本です。

こちらの記事にブログ名にした理由を書いています。

センス・オブ・ワンダーの好きなところと-ブログ名に込めた想い
センス・オブ・ワンダーの好きなところとブログ名に込めた想い「沈黙の春」の作者でもある、レイチェル・カーソン著の「センス・オブ・ワンダー」。 この中で私が特に好きな部分を引用して、理由を書いてみたいと思います。ブログの題名をこちらにした理由も、少し書いておきたいと思います。...

公教育をイチから考えよう/リヒテルズ 直子, 苫野一徳著

自分たちが受けてきた教育も含め、”公教育”とは、というのを深く考えさせられました。

まず、画一的な人間を作ってしまう公教育や塾への痛烈な批判から、著者の日本の教育の現状に対する強い憤りを感じます。

オランダの教育(イエナプラン)との対比から、日本の教育が抱える問題がさらに浮き彫りになります。

1章で語られている日本の教育の問題点について、下記に簡単にまとめます。

日本の教育の問題点
・学習が塾ありきになっている上、受験のための勉強に偏っている
・画一的な授業と政府からの投資不足による時代遅れの設備
・教科書中心主義による問題

なんとなく気づいてはいたものの、目の前に突きつけられると自分の子どもの将来を考え暗い気持ちになりました・・・

どうしても長く過ごすことになる学校というところでの教育が、子どもたちそれぞれの個性を生かすことの足を引っ張るようではいけないなあと強く感じます。

これから子どもが通うことになる、公立の小中学校の状況をもっと知りたいと強く思うようになりました。

この後、2章では個の違いを認める、3章ではホンモノの世界の中で問い、学ぶ、4章では明日の公教育に向けて、ということでより踏み込んで今後を考える内容になっています。

個人的には、プロジェクト型の学びの部分について読んでいただきたいと思っています。

公教育で社会をつくる

上記と同じくリヒテルズ直子さんと苫野一徳さんの本です。

Q&A形式で興味のあるところから読むのにちょうどいいです。

今こそ日本の学校に!イエナプラン実践ガイドブック

イエナプランを実際にどう進めていくか、より踏み込んだ内容になっています。

EdTechが変える教育の未来

EdTechを切り口に今起きている教育を取り巻く環境の変化を、海外の情報をふんだんに交えながら説明してくれます。

EdTechと聞くとものすごく進んだ内容かと怖気付いてしまいますが、ぶっ飛びすぎでおらず、少し前の状況からトレースしていけるので、とてもイメージがしやすいです。

サービス名が実名でガンガン出てくるので、その瞬間から調べて取り入れられるのもいいところ。

世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方

世界7大教育法である、モンテッソーリ、シュタイナー、レッジョエミリア、ドルトンプラン、サドベリー、フレネ、イエナプランについてサクッとまとめてくれている本です。

この辺の考え方は素敵で取り入れたいな、というところから、それぞれ詳しく見ていくための入り口としてとてもいい本だと思います。

ちなみに私が一番好きだな、と思ったのは教育法というわけではないですが、フレネのアイディア。

学校単位でないと取り入れられないことも多いですが、その精神や要素要素は子どもと実践していきたいです。

フレネ愛の記事はこちら

フレネの考え方・教育技術-おうちで取り入れたいところ
フレネの考え方・教育技術 おうちで取り入れたいところ最近知ったフレネの考え方と教育技術。フレネさん自身もかなりロックでとにかくおもしろかったのでその教育技術を紹介しながら個人的にここをおうちで取り入れてみようと思ったところを書いてみたいと思います。...

手仕事を学校へ


フレネ著の本。

子どもが育つ学びのすじみち

第3の教育

探究する学びをつくる

子どもの誇りに灯をともす

子どもが教育を選ぶ時代へ

未来のイノベーターはどう育つのか

HELPING CHILDREN 私たちは子どもに何ができるのか

高学歴親という病

発達障害の子どもを伸ばす 魔法の言葉かけ

<叱る依存>がとまらない

ニューロダイバーシティの教科書

プレジデントFamily 自分で学ぶ子が育つ家

ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語

子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法

成功する子はやりたいことを見つけている

一魚一会

僕が親ならこう育てるね

プロジェクト学習とは

探究する教室

教育DXで「未来の教室」をつくろう

2030年の世界地図帳

落合陽一さんの著書になります。

2019年著なので少し古くなってしまいましたが、未来を生きる子どもたちはこういうところを押さえておかないといけないのか、という視点をもてる一冊です。

SDGsを足がかりに、膨大なデータから世界の今とこれからを紐解きます。

「格差」「貧困」や「環境問題」の現状はどうなっていて、どこが鍵を握っているのか。

テクノロジーはどのように課題を解決していくか。

また、SDGs自体に隠れている思惑なども興味深いです。

21Lessons

 

サピエンス全史でお馴染みのユヴァル・ノア・ハラリさんの「21 Lessons」という本では、「今、ここ」で何が起きているのか、から、ごく近い将来の社会的・経済的・政治的危機への考察が書かれています。

特に親御さんたちには、この”19 教育”の部分を読んでいただきたいです。

この本によれば、変化が激しく、学んだことがすぐに時代遅れになる時代を生きる人たちは「自分自身を何度となく徹底的に作り直す必要がある」とのこと。

これ、恐ろしいですよね。

一生懸命勉強して、実践して、やっと身につけたことが、すぐに意味をなさなくなってしまう時代がくる。きっと私も絶望すると思います。

でもそんな中でも生きていくには、「未知のものを取り入れ、心の安定を保つこと」が必要になります。

センス・オブ・ワンダーを探して

無駄なマシーンを発明しよう

見て・考えて・描く 自然探究ノート ネイチャー・ジャーナリング