毎月テーマを決めておうちPBL(プロジェクト型学習)を実施しています。
2022年1月の大テーマは”地図”で、個別テーマは”さわって学べる地図をつくろう”にしたので、その流れとその他の地図アクティビティをまとめてみます。
おうちPBL さわって学べる地図をつくろう&地図アクティビティ
我が家はまだ2歳児なので、残念ながら2Dの地図の概念がまだわかりません。
このため、3Dで”さわって学べる地図”というのをテーマにしてみました。さわって感じながら地図や地形などの概念を学んでいって欲しいと思ったからです。
そして何よりせっかく3Dプリンターを持っているのに生かさない手はない!ということで、3Dプリンターでつくるのを主軸に、色々なアクティビティを行ってみることにしました。
3Dプリンターに関してはこちらにまとめています。
形が似ている国や県を当てっこしよう
もちろんわざとそうして訳ではないけれど、似ている国や県の形ってあったりしますよね。
それらを3Dプリントしてみました。
どれがどれか、わかるでしょうか??方向は上を北に合わせているのが大ヒントです!
正解ですが・・・
上は左からオーストラリア、山口、福島、富山、下は群馬、フランスです。
なかなか難しかったりしますよね。。
私は回したり握ったりして楽しんで欲しいので立体にしてみましたが、紙で切ったり、白地図をプリントしたりして当てっこするので十分に楽しめると思います。
世界の起伏を感じよう
フリー素材で世界の大陸の起伏を表現した3D地図素材があったので印刷してみました。
平面の地図や地球儀ではよく見ていたけれど、起伏という意味では俯瞰して見たことがなかったので新鮮でした。
触りながらこの国って高いところにあるんだね。
ここ、すごい急だね。
ここはこんなに平原みたいな感じが続くんだね。
など気づきが多くて話も尽きなそうです。
プレートパズルで遊ぼう
地球の表面にはこんなにプレートがあって、まさにパズルのように敷きつめられています。
小さいパーツもありますし情報がないと完成は難しいかもしれません。
でも見ながらでも組み立ててみることで、国と重ねてここがプレートの境界になっているね、どっちがどっちに沈んでいるんだろう?境界部分はどうなっているのかな?確かに地震が多いよね、いろんなことに繋げていけると思います。
個人的にはみるたびに日本に住んでいるのが怖くなります笑
国土地理院の地理院地図から3Dモデルをつくろう
https://maps.gsi.go.jp/3d/creating.html
国土地理院の地理院地図から任意の範囲を選んでその3Dデータをダウンロードして3Dプリンターでプリントすることができます。
高さの倍率を変えて地形を大げさに表現することもできるところも痒いところに手が届いていて素敵です!
3Dモデルで地形を学ぼう
上記の3Dモデルやつくったものをみながら、山や谷、川などの地形を学ぶことができます。
特に3Dプリンターでは同じ厚さの1レイヤーを積層させていく形でつくられていくので、等高線の説明とも相性がいいです。
上の実際にプリントした富士山でも、間隔が広いところは緩やか、間隔が狭いところは急だというのが目に見えてわかります。
これを機に地図を見ながら行ってみたい特殊地形などを調べてみるのもいいですね。
私も子どもと観たい特殊地形をまとめていたりします。
地図記号で遊ぼう
二次元で覚えるだけでは退屈な地図記号も、立体にしてみるととってもかわいく親しみやすくなります。
これを実際に近所の地図に置いたりしていけば、自然と楽しく覚えられるかもしれません。
県の形パズルで遊ぼう
県の形に切り抜かれたパズルがたくさん出回っています。
100円ショップで買った地図マグネットが優秀でした。
3Dプリンターでつくったりもしています。
見つからなければ、こちらのくもんの地図パズルも使っている方が多くおすすめです。
おうちPBL地図 参考資料&おすすめ本
地図の参考資料やおすすめ本を紹介します。
日本の地形を選んで3Dデータをダウンロードする方法↓
https://maps.gsi.go.jp/3d/creating.html
おすすめいただいた本です↓
おうちPBL さわって学べる地図をつくろう&地図アクティビティ まとめ
さわって学べる地図の取り組みと地図アクティビティをまとめてみました。
おうちで進めるPBLやSTEAM教育に興味があり、いろいろと取り組んでいます。
我が家の取り組みはこちらにまとめています。
https://chiikueigo.com/2020/01/01/contents/