英単語を暗記するのは、英語学習の中でも特におもしろみがないですよね。
この苦痛になりがちな語彙力アップするための勉強を、カードゲームで楽しいものにしませんか?
子供から大人まで!英単語カードゲームで楽しく語彙力アップしよう【プリント用画像あり】
以前スクラブルというゲームを使って英語を学ぶ記事を書きました。
とてもおすすめの方法なのですが、スクラブル自体を手に入れるのがハードルが高いかなあと常々思っていました。
そこで、今回はもっとシンプルに挑戦できるカードゲームを作ってみました。
手作り英単語カードゲームの概要
アルファベットが書かれているカードが98枚、ブランクのカードが7枚あります。
アルファベットカードの右下に点数が書いてあります。

それぞれのカードの点数と枚数は以下です。()内が枚数

手作り英単語カードゲームの遊び方①大人向け
ルールはこのような形です↓
①裏返して混ぜる
②各自7枚とって相手に見えないように並べる
③はじめの人を決めて手元のカードで単語を縦か横に作る
④ 次の人は③で作られた単語の1文字を使って、手持ちのカードから2枚以上足して縦か横に単語を作る
⑤単語を作ったら単語を構成するカードの点数を全て足して記録し、使ったぶんを補充して7枚手元にあるようにする
⑥次の人も同様にする
⑦単語を作るかわりに好きな枚数の手持ちのカードを山に戻し、その分を山からとって交換することもできる。
⑧手持ちのブランクはどの文字としても使えるが、一旦並べられてしまうとずっとそのアルファベットを表す。
⑨単語は辞書に載っているもので、固有名詞や略語は禁止(途中で辞書を見るのは一応禁止)
⑩山のカードがなくなり、どのプレイヤーも単語を作れなくなったら終わり
使わなかったタイルの分のポイントを引いて合計点を計算する
文章ではわかりにくいと思いますので、写真で解説します。
①〜⑥まで 通常のターン
まぜまぜしてお互いに7枚とる→手前が単語を並べて点数を記録し→使った分を補充する
相手も同じように一連の流れを実行する



⑦単語を作らず手持ちのカードを交換する場合
手前の人の番でNを2枚放出して、山から2枚もらう(UとDだった)。
このターンでは単語は作れない


⑧ブランクの扱い
ここではQUITのUを表している。使われていないが、以降ずっとUを表す。

⑩ゲーム終了
ここでゲーム終了。
オレンジがカード使い切りで合計135点、紫が合計114点
紫はAUA(マイナス3点)を残しているので114-3= 111点
よって紫の勝ち!

雰囲気は伝わったでしょうか。
(このゲームは急いで一人で進めたので戦闘力はどちらもカスです・・・)
手作り英単語カードゲームの遊び方②子供向け
基本的には大人向けと一緒で、お子さんのレベルに合わせて以下の対応をしていきます。
・カードをお互い隠さずに一緒に考える
・辞書をいつでも使っていい
・ブランクの数を増やす
(通常2枚ですが、プリント用には予備も兼ねて7枚ついています)
・ハンデとして点数を2倍の設定にする
最初はカードを隠さずに一緒に辞書も使いながら、
うまくヒントをあげながら進めるといいと思います。
手作り英単語カードゲームで語彙力アップのために
こちらのカードゲーム、辞書にある単語である必要がありますが、基本はゲーム中に辞書をみてはいけません。
つまりちゃんと分かっている単語しか並べられないんですよね。
なのでゲームで遊んでいると意外とスペルを覚えていないことや
こんな単語あったはずなんだけど・・・というのが多いことに気づきます。
特に得点がかかっているので、ちゃんと覚えておけばよかった・・・という瞬間があり、
単語を覚える意欲が湧きます。
また、自分は知らなかった単語を相手が使っていたりすると、勉強になりますし、
何よりなんだか嫉妬してしまいます。
この人より英語できるはずなのに・・・!
そんな気持ちがきっと、これからの英語学習のモチベーションに繋がっていくはずです。
手作り英単語カードゲーム印刷用画像&作り方
まずは画像を印刷します(白黒印刷で十分です)
画像を保存して印刷してご使用ください。
画像の保存方法
下記で名前をつけて保存ができます。
PC環境(Macの場合):Safari, Chromeなどのブラウザ→controlキー+画像クリック
スマホ環境(i-Phoneの場合):画像長押し
印刷用



印刷後、少し工作が必要です。

このように厚紙に貼り付けて


チョキチョキと一枚ずつに切り離します

できあがり!

刃物を扱うときは気をつけてくださいね。
スクラブルとの違い
スクラブルとの大きな違いは、単語を並べていくシートの有無です。
スクラブルでは、単語を並べていくシートにDouble letter, Triple wordなどの
表記がはいっているコマがあります。
その上にのることができれば、点数をその指示に従って増やすことができます。
この要素によって、短い単語や点数の低い単語でも高得点が狙え、戦略の幅が広がります。
ワードゲームで物足りなくなったら、ぜひスクラブルを手に入れて楽しんでみて下さい。
まとめ
手作り英語カードゲームいかがだったでしょうか。
大人の私でもやってみると意外とハマってしまって、ムキになります笑
ぜひ作るところからワイワイ楽しんでみて下さい。
我が家が英語を学んで欲しいと思う理由と、実際に取り組んでいくこと、今後やっていくことはこちらにまとめています。
https://chiikueigo.com/2021/08/19/english-at-home/
https://chiikueigo.com/2021/08/26/wwk/