地方住み小中受験なし探究重視我が家の教育計画
2023年4月時点の地方住み小中受験なし我が家の教育計画を備忘録的に書いてみます。
地方に住んでいることもありおそらく高校まで受験がないので、その分家での探究的な学びに振ろうと考えています。
今後も子どもの希望や特性を見て随時見直し予定です。
教育計画
※6/25に若干修正しました
我が家の前提はこちら↓
・子どもは現在年中4歳(下に0歳も)
・両親は地方在住実家遠方フルタイム共働き
・無理なく通学できる範囲に私立・国立・オルタナティブ・インター系の小中なし
・探究的な学び重視(おうちPBL)
・何もしない余白の時間確保(したい…)
・習い事は本人希望による
・高校以降は本人の希望によるけれど、公立高校が上位校な地域
全般・教養
本・図鑑・動画
特に本には課金していきたいと考えています。
・定期購読をいくつかして、偶然の出会いを楽しむ
・PBLの毎月のテーマに沿って買い足し
・本人の希望
あとは勝手に親の私が好きな本が増えていくのでそれらも自由に読めるように開放しておこうと思っています。
2023年の定期購読・サブスク予定。
・ワンダーしぜんランド
・たくさんのふしぎ
・ナショナルジオグラフィック(親用)
・Disney+
購入した本は毎月まとめていっています。
ワールドスクーリング・旅育
ずっと前から憧れているのが、ワールドスクーリング。世界を家族で旅しながら教育をするという考え方です。
さすがにそのままやるのは難しいので、エッセンスというか心持ちだけは取り入れたいと思っています。
旅のしおりを一緒に作る、家族旅行の計画を任せてみる、など徐々にステップアップしていきたいです。
関連して、こちらは特殊地形を見に行こう!という記事です。
探究的な学び
プロジェクト型学習(PBL)
おうちPBLとして引き続き取り組んでいこうと思っています。
今は種まき的な部分が中心ですが、今後自分で仮説を立てられる、自分で問いを立てられる、自分で計画しサイクルを回せる、までに少しずつステップアップしていきたいと考えています。
STEAMアクティビティ
現在進行形で重要分野であるSTEAM領域も、たくさん触れて欲しいと思っています。
モデリング→3Dプリンターで出力して日常で使ったりすることで、自分のイメージの中のものが具現化する楽しみを味わってくれたらなと思っています。
その後、電子工作やプログラミングもさわりはいっしょにやりたいですが、親の手に負えなくなってきたら、Khan AcademyやCoursera, Edex, Udemyあたりで学んでくれたらなと思っています。
高学年くらいになったら、上記をツールとして有用でもそうでなくてもいいから何かを一から発明する、というのにシフトしていけたらなと。
ただ、これらの分野がすごーーーーく嫌いな場合もあると思うので、無理強いはしない予定。
習い事・スポーツ
習い事は現在こどもちゃれんじとこどもちゃれんじEnglishをやっています。
エデュトイがかわいいのと、同年代で世間でいい子・できる子とされる子どもには何がどのくらい求められているのか、を知るのにいいかなあと考えています。
あとは0歳から親しんでいるので、しまじろうが大好き。今でも毎月楽しみに待っていて、届いた瞬間に開けて遊び始めます。(なのでたとえ辞めるとなっても許してくれないと思う…)
エデュトイやワークがどのような感じかはこちらのWebページに詳しく載っています↓
スポーツ系としては、身体が強くなるといいなーと思い、6ヶ月から親子スイミングに通っています。
あとはダンスなんか合ってるんじゃないかな?と思っていますが、本人の希望にもよるので様子見です。(田舎ゆえ無理なく通える距離・時間には小学生クラスからしかなかったのが残念です…)
哲学
まずは問いが書いてあるカードを使っていっしょに対話してみたいと思っています。
これを持っています。
https://www.honnoki.jp/f/about_tetsugakucard#download
あとは個人的にパラドックスも好きなので、この辺りをきっかけにしてみたいとも思っています。
※追記
当初高学年くらいからかな?と思っていましたが、下記の2冊の本に出会い、5歳くらいからはじめてみようと思いました。
政治哲学、環境哲学、社会哲学、倫理、美学、心の哲学、認識論、形而上学のそれぞれのカテゴリごとに数話ずつ”お話”が載っていて、それに対する問いと議論の観点が丁寧に解説されているのでそのまま子どもと始められそうです。
「なんで?」や「立場を変えたら?」などのメガネを組み合わせて使うことで、自然とものごとを様々な視点から見ることができるようになる。ジャッジする前にそのまま聞いてみる、問いに対してみんなで素直に意見を交わす、なども優しい絵の漫画で自然と学べる作りになっています。
答えのない問いに、どのように考え、それを表現していくのかを一緒になってやってみたいなと思っています。
英語
導入・フォニックス
ワールドワイドキッズ(WWK)のStage1-6,フォニックスセットを持っているので、それらのDVD中心に観せています。
あとはこれまたエデュトイがかわいいこどもちゃれんじEnglishも受講しています。
馴染みのあるしまじろうなので食いつきが良く、英語に親しむというところで役に立ってくれているので、しばらく継続予定です。
4歳現在はとにかくフォニックスを意識しています。この辺りはもう少し勉強が必要です…
実践・英会話
今後は実際に読む、話すなど使いながら学んで欲しいと思っており、試行錯誤していく予定です。
ちなみに母の私はネイティブキャンプでオンライン英会話をしているので、こちらのファミリープランで3歳の頃にトライしてみたことがあります。が!そもそも画面の前にいることができなかったので断念。また折を見て再トライしてみたいと思っています。
英語圏の双方向で実施するオンラインクラスにも興味があり、PBLやその時の興味が合うものがあれば積極的に受けていきたいと思います。
その前の準備運動として、Khan Academyなどで一方向のコースなどで慣らしておこうと考えています。
余白の時間
ここには書いていませんが、何も予定ややることのない余白の時間も意識して作っていきたいと考えています。
特に上の子は何かに集中しだすとずっとそれに取り組んでいて、中断されるのが大嫌い。
予定が色々とあるとその度に中断されて嫌な思いをすると思うので、まとまった時間好きなことを存分にやらせてあげたいと思っています。(とはいえ難しい…)
触れておきたいことリスト
主にPBLの中で触れておきたいことリストも合わせて思うまま羅列してみました。
階層も分類もばらばらでお恥ずかしいですが、まずはたたき台を作って実行していくことに重きをおこうと思い書いてみました。どんどんやりながらブラッシュアップしていきたいと思います。
このリストは決してこの内容を家で網羅してゴリッゴリに学ぶぞ!という意味ではありません。どうせならテーマに関わりそうな学問領域に”さっと触れておく”ためのものです。
学校でいきなり机上で何かを習う前にPBLの中でさっとでも触れておくことで、それが現実社会のどこに繋がるのかをぼんやりでも分かっている状態だと興味が持てるかな、という思いからです。
これ、なんのためにやってるの?何の役に立つの?テストのためにただ覚えるなんてつまんな!!!!とならないために、「あ、なんかこれ宇宙テーマの時に出てきたな。そういうところに使える領域なんだな」と思えたらまだましかなあと思うのです。
※このような考えになるそもそもの前提として、結局学校の学びって先生ガチャなところあるよな…と思っています。その傾向が、地方公立は例えば東京私立などに比べるとかなり大きいとも思っています。学校の学びが”楽しくない”ことも大いにありえることとして、その”学校での机上の勉強”と”楽しい・役に立つもの”の間を埋める努力くらいしか親が今できることはないかなあと思い、そこの工夫をしていきたいと考えています。あとはその時になってから勉強している領域を楽しく学べるよう、寄り添うようにしていきたいです。(例えば実際に見に行くとか)
もちろんその領域自体に興味を持ってもらえたら広げて深めていくのもいいと思ってます。
ただ、子どもの純粋な好きにすぐに答えを示して学問領域につなげて親が先走ってしまうのは避けるよう、常に気をつけていきたいとも感じてます。
PDFテンプレはこちら
触れておきたいことリスト202304
子どもとやりたいことリスト
合わせて取り組みたいのが、子どもとやってみたいことリスト。
親の趣味に付き合わせる形にもなりますが、せっかく子育てしているなら短い親と行動してくれる時期に一緒にやりたいことはどんどん叶えていきたい!と思い、リスト化しています。
PBLの中にうまく取り込んでいけたらと思っています。
子どもの教育について考える書籍
実際に読んで参考にしている書籍はこちらにまとめています。